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屋根部屋と妄想と私

「屋根部屋のプリンス」の二次小説を中心に綴っていきます。★勝手にドラマの続きを書いていますが、韓国の歴史、慣習に詳しくない書き手が書いてますので、なんか、変?と思ったらこっそり連絡ください。★R18作品はパスワードが必要です。

約束

読みきり


もし



あなたの子供が・・・

物心つく前の小さな子供が

「何か忘れてる気がする」

と言い出したら

それは

その子がこの世に生を受ける前に、誰かと交わした約束があると言うことかも知れない。



***


テヨンは大好きな祖母に添い寝をされていた。
暖かい手が背中でリズムを刻んでおり、気持ち良さそうにまどろんでいたが、不意に目をぱちりと開けた。

「・・・ハルモニ?」

「なぁに?テヨン?」

起きてしまったの?と問うように、祖母は孫を見つめた。

「僕、何か忘れてる気がする。」

「あら、ちゃんと歯は磨いたわよね?」

「違うよ!もっと大切なこと!」

テヨンはがばりとその身を起こした。

「何かしら?」

「・・・それが分からないんだ。」

ハルモニは困ったように眉根を寄せた。

「じゃあ、ハルモ二にも分からないわね。」

祖母に、もう寝なさいと頭を撫でられて、テヨンは再び身を横たえた。

「とても、大切なことのような気がするのに・・・。」

ハルモニはテヨンに布団を被せてやる。

「思い出せないのなら、大したことじゃないのね。きっと。」

やがて、テヨンの静かな寝息を確認したハルモニはその身を起こし、愛する孫のベッドを離れた。


***


パク・ハは美味しそうなおやつに喉をごくりと鳴らした。
いただきます!と大きな声で言って、そのおやつを両手で掴んで口も大きく開けたが、不意にその手が止まった。

「・・・アッパ?」

「なんだ?パッカ?」

食べないのか?と問うように、目の前の父親は娘を見つめた。

「私、何か忘れてる気がする。」

「おいおい、ちゃんと手は洗ったんだろう?」

「違うわ!もっと大事なこと!」

パク・ハは掴んでいたおやつを皿に戻した。

「それは何だい?」

「・・・分かんない。」

アッパは困ったように笑った。

「じゃあ、アッパにも分かるはずがないなぁ。」

父親に、いいから食べろと頭を撫でられて、パク・ハは再びおやつを掴んだ。

「とても、大事なことのような気がするのに・・・。」

アッパはパク・ハに飲み物を注いでやる。

「思い出せないんなら、大したことじゃないのさ。多分。」

美味しそうにおやつを食べるパク・ハの、その頬に付いた菓子のかけらを自らの口に運びながら、父は娘に微笑みかけた。


***



もし

あなたの子供が・・・

物心つく前の小さな子供が

「何か忘れてる気がする」

と言い出したら

「必要なことなら思い出すよ」

と伝えてあげてほしい。

それは

その子がこの世に生を受ける前に、誰かと交わした約束があると言うことかも知れないから。

それが「約束」である限り、違えることができない。

人生の約束とは、そういうもの。
破られることがない。

不幸をもたらす約束ならば、忘れたままでいることが重要なのだ。


もし、それが幸せをもたらす約束だったら?


心配はいらない。
きっと、思い出すから。


その約束を思い出すこともまた、約束されているのだから。



人生の約束とは


そういうものなのだ。






___________

このお話には元ネタがあります。
とあるツイートがそれです。

物心つく前の幼い子が
「何か忘れてる気がする」と言ったら
「もう終わったよ」と告げなければならない。
この世に生を受ける前に交わした約束だから。
本人が不幸になるような、周りに不幸をもたらすような内容だったとしても
「約束」だからそのようになってしまう。
「呪い」ではないから「解く」ことはできない。
思い出してはいけない。だから「終わったよ」と告げるべきなのだ。

と言うような主旨でした。
オカルト好きな方のリツイートでお見かけしました。
私が、そのツイ主さんを直接フォローしてるとかではなくて・・・
よもや、こんなところで二次小説の題材にされてるなんてこと、想像もしてないんじゃないかなぁ。

「この世に生を受ける前の約束」と言われたら・・・
どうしたって、テヨンとパッカですよね!
私の頭の中はそこに結びつくのであります。(笑)

そんなわけで、こんな妄想話でした。





二人の約束は、幸せにまっしぐら!
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拍手コメント(3/31~6/1)のお返事と近況です。 

お礼

あんにょん。

おひさしぶりです。

先日、大阪で地震がありましたが、皆様ご無事でいらっしゃるでしょうか?
余震も続いているようですし、ライフラインが復旧してない所もあるようです。
どうか、皆様がご無事でありますように。


さてさて

私はと言うと・・・
元気です。

音沙汰なかったですが、元気です。


ユチョンがですね、ホールツアーを開始してくれて・・・
ブログめぐりに、追いツイに、ウハウハしてます。

ユチョンのセンイルも、このブログでは無視する形になってしまったんですが・・・
ツイッター追いかけてました。すみません。

名古屋
韓国
幕張

と来て

次は、大分ですよ!

その前に更新しておかないと、また放置になってしまう!ってんで、
3ケ月も前の拍手コメントにお返事をしようと出てまいりました。(苦笑)

ユチョンが来日しちゃったら、忙しいんだモーン。
大分終わったら、7月に入ってすぐ、広島行くんだモーン。
つぼくま
↑特別出演 くまモン

近況にもなってない近況ですが・・・
私は元気だよ、ってことで。(=゚ω゚)ノ



以下は拍手コメントへのお返事です。

ミ**さま
いつも、ありがとうございます。
インスタのフォローや、アメブロへのイイネにもいつも感謝しています。
お返事を放置で申し訳ありません。m(__)m

我が家にもツバメが来まして、今、2回目の子育てをしています。
可愛いですよね。ツバメ。私も大好きです。
ユチョンのホールツアーは、延期になってしまいまして・・・
6/2 の名古屋がスタートとなり、ユチョンのお誕生日である6/4 には、韓国でバースデーファンミでした。
6/9、10 は日本の幕張でバースデーファンミが行われました。
来週には大分、その後、7月に広島、名古屋、神戸、大阪、浜松、八王子と続いていきます。
来日の度にそわそわとツイッターを追いかけ、ファンミ当日もツイッターを追いかけ、
スマホ片手にエア参戦するのでありました。

そうそう、美味しそうなおかずレシピを教えて頂いて、ありがとうございます。
お互い暑い夏を乗り切りましょうね!


あ***さま
お久しぶりです。
覚えておりますとも!それに、私は元気です。お気遣いありがとうございます。m(__)m

あ***さんもチケット取れたんですね!良かったです!
でも、延期による日程変更等、大丈夫だったでしょうか?
もう、びっくりだったですよね。
でも、中止とかじゃなくてホント良かった。(´ω`人)
お見送り会、めちゃくちゃ近いですから、共にダイエットがんばりましょう!


y*****さま
ここで、こんなに間が開いてお返事するのも何なのですが・・・(苦笑)
楽しみですね!ものすごく楽しみですね!
共に楽しみましょう!ほんと!


や***さま
大変ご無沙汰していて申し訳ありません。
いつも、いつも、ありがとうございます。
頭の中の妄想を、自動で文章にしてくれるマシンがあったら欲しいです。(笑)
や***さんが息抜きする為の一助となれると嬉しいです。


応援してくださる皆様に心からの感謝を込めまして。





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小話ボタンを更新しました。

お知らせ

あんにょん。


お久しぶりです。
生きてます。

生きてる証に「小話ボタン」に新しい小話を加えました。(笑)

PCの方は表紙ページの「拍手ボタン」をクリックしてください。

スマホの方はこのまま画面を下方にスクロールして頂くと
「ランキング & 小話ボタン」と言うのがあります。
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チケットと Weibo と参加企画

独り言

あんにょん。

お久しぶりです。生きてます。(笑)
インスタをちょこちょこ上げたりしてましたから、生存確認はして頂けてたでしょうか。(笑)

さて
本日(19日)は、ホールツアー追加公演分のチケット、当落の結果発表日でした。

6/2(土) 名古屋
6/9(土) 幕張メッセ
6/10(日) 幕張メッセ

私、行けるわけじゃないんですが、お友達の分をエントリーしまして・・・
重複しました。

一人は全滅。
二人は全当選。
何なのかな、この偏りは。


と言うわけで
チケットお譲りできます
↓↓↓
6/2(土)  名古屋 1枚 婿入りしました、ありがとうございました。
6/9(土)  幕張 2連番が1組
6/10(日) 幕張 2連番が1組
 有効期限切れで無効になりました。



そして、Weibo での生配信、皆様はご覧になられたでしょうか?

Weibo と言うのは、中国版ツイッターと言われています中国のSNSでありまして
ユチョンのオフィシャルアカウントがあります。
ここ最近はそこに近況写真が上がってたりしましたが、今日はライブ配信があったんですよ!

スマホをスタンバって、わくわくと待ってたんですが・・・
観れない!

どうやら、少し開始時間が遅れたらしく、ほっとしたものの…

やっぱり観れない!!

登録しなきゃだめなのか?中国語分からんし、半泣きになっていたら
ツイッターで「ここで見れる」と教えて下さる天使のような方が!

ところがぎっちょん・・・

アクセス集中の為か、私のスマホからは視聴ならず。

やさぐれてました。

まあ、でも、「再視聴できるよ」と教えてくださったこれまた天使のような方がいらしたわけです。


おまけに、昨日は「参加企画」なんてのも発表されまして
自分の住んでる地域の、名所、美味しいモノ、ユチョンに行ってほしいところを紹介しましょうと言う企画で・・・
ツアーガイドになってくださいと!

早速、今日インスタに上げまして・・・

ユチョン関連グッズと写真を撮るんですけどね、
最初はペンライトを使ったんですが、外でペンラ撮っても分かりにくいだろうなと思って

次に思いついたのがユチョンの顔写真が載ったミニうちわ。
手のひらサイズのうちわなんですが、持ち運びにも便利だし・・・
ってことで早速、写真を撮ってみた!

夫にミニうちわを持たせてですね、
もっと上!とか
もうちょい右!とか言いつつ撮影したわけです。

私自身は悦に入ってたんですが・・・

ミニうちわのユチョンの顔写真にピントがあっちゃって
背景はなんだかピンボケ。

眼が悪いもんで、外の明るい光の下ではスマホ画面がよく見えてないんですよ、私。(←誰に言い訳してるんだ?)

もう、そのままインスタに上げちゃいました。

そんなこんなで、わくわくして、うきうきして、喜んで、あちゃーと思って、がっくりして、やさぐれて、でもやっほーと思って

心情の変化の激しい1日でございました。(笑)

でもね、結局、楽しいんです。
ユチョンが帰ってきたから。


てことで、チケットお求めの方、ご連絡お待ちしております。


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生まれ変わっても 57

生まれ変わっても -朝鮮編-

イ・ガクの義父ソン・マンギは、いかにも穏やかそうで紳士然としている。
王世子に礼を捧げるその姿も、彼の律儀な性格を表わしているように見えた。
あの、聡明なユンジュの父親である。

王世子らしく落ち着いた表情で舅の挨拶を受けた後、その場に座るように勧めた。
マンギは促されるままに、向かいに腰を落ち着ける。

「チョハ。もう御身に大事はござりませぬか?」

先程の朝儀の場にもいた彼は、一時は麻疹に倒れたと言った王世子のことを心配しているらしい。

「大事ない。」

短いテヨンの返事に大きく頷いた。

「チョハ。麻疹に罹りてその命を生かせられし者、まこと、天命を賜りし者と存じます。」

マンギには何か言いたいことがあるのだろう。
少々まだるっこしいとテヨンは内心苦笑している。

「ソン大鑑。率直に申されるがよい。何か私に注進したいことでもあるのではないか?」

マンギは、おや?と言う風に眉を上げ、目尻を下げた。

「チョハには敵いませぬな。」

さすがはわが娘婿。そんな風に思っているのかも知れない。
その笑顔には慈愛すら感じられた。

パッカのお父さんが生きていたら・・・こんな感じなのだろうか?
ふとそんな考えがよぎり、テヨンの表情も柔らかくなった。

「チョハ、我が家には、過去に麻疹に罹りながらもその命、永らえし者がおります。」

麻疹から生還した者。
喉から手が出るほど欲していた人材。

「それは、真か?!」

テヨンは驚きに身を乗り出すようにした。

「はい。身分低き下働きの者ではございますが、我が家ではよく働いてくれておりまする。」

身分など関係があるものか!
人に指図することしか知らず、病を恐れて邸に籠ろうとする両班よりもよほど役に立つに違いない。

「して、男か?女か?」

患者には男性も女性もいる。老人も、幼子もいることだろう。
男手も女手も必要なのだ。

「男も女も居ります。」

ああ、神よ!

「ありがたい!ソン大鑑、その者達をすぐに私の許へ参らせよ!」

マンギは驚きに目を見開いている。

しまった!
イ・ガクなら、そんなに性急なことは、言わない?

テヨンは内心の動揺を隠したが、よく見れば目の前の舅の口角は微かに上がっていた。

「チョハ。身分いやしく不調法者共ゆえ、東宮殿に入れるわけにはまいりませぬ。」

今度ははっきりと笑みを作ってみせた。
日頃のイ・ガクとソン・マンギとの関係が伺い知れる行動だ。

「そう仰せになられるだろうと思い、我が家にて身支度を整えさせてございます。」

テヨンは密かに胸を撫で下ろし、余裕がある風を装って微笑んだ。

「ところで、ソン大鑑。なにゆえ、ソン家にはそのような者が二人も居るのだ?」

「今は二人ですが、以前はもう一人いました。その者にも使いを出しております。」

テヨンは驚きに目を見開いた。

「チョハは覚えておられましょうや?
今から十五、六年前の事になりますが・・・
その時は国の外れでのことでしたが、やはり麻疹が流行したことがございましてな。
病で親を亡くした子供達を、我が家で使用人として引き取ったのでございます。」

「・・・そうか。なんと、ありがたい。」

ポンソクをそんな親なし子にしたくない。
いや、ポンソクだけではない。手をこまねいていれば国中にそんな子供が溢れてしまうことだろう。

「私がソン家に参ろう。」

ソン家に居る麻疹の経験があると言うその者達にも会っておきたかった。
しかし、マンギは真面目な顔になって首を横に振る。

「チョハ。今は一刻を争う時にございます。その者達はチョハの赴かれる地に参らせます。」

発生源の村へ、一刻も早く。
ソン・マンギもそう思っているのだ。

「教育が行き届いておらぬゆえに至らぬ点もありましょうが、本人らも天命を受けたと心得ております。
端々の雑用を申し付けるには問題ない者達かと存じます。」

マンギは深々と頭を下げた。

教育が行き届いていない者が、天命を受けたと心得て行動できるとは思えない。
謙遜でそう言っているのは明らかだが、王世子が何を考え、何を望んでいるのか、この男にはよく分かっているらしい。
王世子をはめてやろうというような意志は感じられない。

世子嬪ソン・ユンジュの父親。
この父にしてあの娘あり。

ソン・マンギは信用に足る男だ。

テヨンはそう判断した。

「分かった。案内役の子供が居る。その者をソン大鑑の邸に向かわせよう。」

テヨン自身が、チャン・ポンソクを伴って彼の村に赴くつもりでいたが、麻疹の経験があるその下働きの男女を先に向かわせた方が得策と踏んだ。
宮殿内で準備しておきたいことは、まだ山のようにあるからだ。

「ソン大鑑、頼みたいことがある。」

「何なりと。」

「貴方は」

敢えて、『貴方』と呼び掛ける。
マンギに緊張の色が走った。

「王宮を離れてはならぬ。私の留守中、チョナの・・・そして嬪宮の身辺を、頼む。」

マンギは一瞬目を見開き、ははっと頭を下げた。

王宮にはイ・ガクの命を狙おうとした者がいるはずだ。
王はともかく、ユンジュの身が案じられた。
私利私欲にまみれた両班どもを牽制する必要もある。
世子嬪の実父、王世子の舅。地位においても分別においても、これほど相応しい人物はいないだろう。

「心得ましてございます。」

ソン・マンギは更に深く頭を下げた。







おっさんばかりで・・・華はテヨンにしかない。
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お久しぶりの、なりきりテヨンでした。

只今、春のおっさん祭り開催中。
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Author:ありちゃん
2014年「屋根部屋のプリンス」にはまった初心者ユチョペンが、妄想を繰り広げています。

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