「コラボレーション」
ねつ
さが
下記の順番で読むのがお勧めです。
→いってらっしゃい。→待つことの…
→いってきます。→約束
→ねつ→びねつ→発熱する→おしゃれ→ごめん→たかなり→むつごと→夏が終わる
→さが
←いま、ココ
____________________________________
全社員が一堂に会する朝礼で、社長が厳かに訓示を述べていた。
僕は幹部社員たちと同様に、感じ入ったように聞き入っている。・・・振りをする。
元々、ピョ社長はあまり多くを語る人ではなく、訓示もそう長々と続けたりはしない。
むしろ、短すぎる嫌いがある。
だけど
今朝は、それすらも早く終わってくれ、と思う。
朝礼に向かおうとする僕を、有能美人チーム長がにこやかに笑いながら呼び留めた。
「本部長、朝礼後に、お部屋へお伺いします。」
来た・・・、と僕は思った。
彼女が僕のオフィスを訪れるその目的は明白。
正直言って、部下から与えられた仕事を、僕は、本気で、頑張った!
あ、いや、いつの間にかすっかり忘れて、別の方に頑張ってたのは、事実だけど・・・
でも、結果として!
チーム長からの指示は果たせたんだから、いいじゃないか。
最初は、高が、その身を覆う小さな布きれじゃないか、なんて思っていたのに、パッカがモニターをしたという事実を知って、女の人がソレに何を思うかを聞かされて・・・・。
要は、チーム長にうまいこと乗せられたわけだ。
乗せられて何が悪い!
「仕事」という大義名分を与えられて、ここで頑張らなきゃ、男じゃないだろう?
事実、パッカも悦んだから、教えてくれた筈なんだ、し。
なんか、もう、思考が支離滅裂で・・・改めて、自分の、男の、愚かしい性 を感じる・・・。
ノックの音がした。
ユウチーム長は小さなメモの内容を見て、へえーと言いながら僕を見た。
そして含み笑いをする。
「スタイル、いいんですね。・・・本部長、楽しみにしておいてください、ね。」
思わずごくりと生唾を飲んだのを見られてしまったか?
「お帰りまでに、ラッピングして持って来ます。」
ユウチーム長は、更に、やれ花束も持って行け、だの、やれお洒落なレストランで食事をしろ、だの、やいのやいのと捲し立てた。
「ユウチーム長。そこまで特別に演出してしまっては、彼女が身構えてしまいますよ。」
なんでサイズを訊くのかと、それだけで訝られたのに・・・。
「特別じゃありませんか!本部長?プレゼントの中身を彼女も知ってるわけでしょう?食事して、プレゼント受け取って、それで終わり、なんて彼女も思ってるわけないじゃありませんか!そこは、男として盛り上げてあげないと!」
なんなんだ、この女性 ・・・。
上司と部下でする会話じゃない。
まして、どっちが上司だか、部下だか、分からない。これじゃ。
僕は肩を竦めて苦笑した。
「ユウチーム長。あなたは、その商品を着用した女性を見た時のパートーナーの反応を、知りたいんですよね?」
僕は毅然としてそう言った。
その後のことは僕達二人の秘め事だ。会社も仕事も、関係ない!
「ご自分のパートーナーに感想をお聞きになってはどうですか?」
そうだ、なんで気付かなかったんだろう?・・・やっぱり、男ってバカだよな。結局。
「私の彼は、年齢層が高すぎるんです。父より上ですから。」
え?そうなの?・・・お父さんより、って。一体、何歳差だよ?
意外な事実に、僕は呆気にとられてしまう。
「年齢は関係ないでしょう?」
「関係ありますよ。この商品の中心的なターゲットは20代から30代の女性です。父親みたいな男性も喜びます、なあんて触れ込みで購買意欲が掻き立てれられると思われますか?」
びしっ、と音のしそうな勢いでユウチーム長は言った。
いや、確かに・・・・思わない。けど・・・このチーム長に限って言えば有効な"触れ込み"には違いない。
「とにかく、立ち入ったことを言って申し訳なかった。僕には僕の考えもあるし・・・プライベートに関わることを、これ以上仕事に絡めるのは止めませんか?・・・お互いに。」
「そうですね、分かりました。・・・本部長、でも、今回の感想はお願いしますよ?」
・・・分かったよ。もう。
押しの強い女性 だな。
お父さんみたいな男性 じゃないと、受け止められないわけだ。
パッカも年上で、気の強い所もあるけど・・・。守ってあげなきゃ、とも思わせられるんだけどな・・・。
では、後程。今日も残業なんてしちゃ、ダメですよぉ。と言い残して、彼女は僕のオフィスを出て行った。
__________
なにコレ?
ここまで引っ張るか?な状態ですみません。
せっかく、阿波の局さんが素敵なバトン渡してくれたのにねぇ。
夏が終わる←読んでネ。

→いってらっしゃい。→待つことの…
→いってきます。→約束
→ねつ→びねつ→発熱する→おしゃれ→ごめん→たかなり→むつごと→夏が終わる



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全社員が一堂に会する朝礼で、社長が厳かに訓示を述べていた。
僕は幹部社員たちと同様に、感じ入ったように聞き入っている。・・・振りをする。
元々、ピョ社長はあまり多くを語る人ではなく、訓示もそう長々と続けたりはしない。
むしろ、短すぎる嫌いがある。
だけど
今朝は、それすらも早く終わってくれ、と思う。
朝礼に向かおうとする僕を、有能美人チーム長がにこやかに笑いながら呼び留めた。
「本部長、朝礼後に、お部屋へお伺いします。」
来た・・・、と僕は思った。
彼女が僕のオフィスを訪れるその目的は明白。
正直言って、部下から与えられた仕事を、僕は、本気で、頑張った!
あ、いや、いつの間にかすっかり忘れて、別の方に頑張ってたのは、事実だけど・・・
でも、結果として!
チーム長からの指示は果たせたんだから、いいじゃないか。
最初は、高が、その身を覆う小さな布きれじゃないか、なんて思っていたのに、パッカがモニターをしたという事実を知って、女の人がソレに何を思うかを聞かされて・・・・。
要は、チーム長にうまいこと乗せられたわけだ。
乗せられて何が悪い!
「仕事」という大義名分を与えられて、ここで頑張らなきゃ、男じゃないだろう?
事実、パッカも悦んだから、教えてくれた筈なんだ、し。
なんか、もう、思考が支離滅裂で・・・改めて、自分の、男の、愚かしい
ノックの音がした。
ユウチーム長は小さなメモの内容を見て、へえーと言いながら僕を見た。
そして含み笑いをする。
「スタイル、いいんですね。・・・本部長、楽しみにしておいてください、ね。」
思わずごくりと生唾を飲んだのを見られてしまったか?
「お帰りまでに、ラッピングして持って来ます。」
ユウチーム長は、更に、やれ花束も持って行け、だの、やれお洒落なレストランで食事をしろ、だの、やいのやいのと捲し立てた。
「ユウチーム長。そこまで特別に演出してしまっては、彼女が身構えてしまいますよ。」
なんでサイズを訊くのかと、それだけで訝られたのに・・・。
「特別じゃありませんか!本部長?プレゼントの中身を彼女も知ってるわけでしょう?食事して、プレゼント受け取って、それで終わり、なんて彼女も思ってるわけないじゃありませんか!そこは、男として盛り上げてあげないと!」
なんなんだ、この
上司と部下でする会話じゃない。
まして、どっちが上司だか、部下だか、分からない。これじゃ。
僕は肩を竦めて苦笑した。
「ユウチーム長。あなたは、その商品を着用した女性を見た時のパートーナーの反応を、知りたいんですよね?」
僕は毅然としてそう言った。
その後のことは僕達二人の秘め事だ。会社も仕事も、関係ない!
「ご自分のパートーナーに感想をお聞きになってはどうですか?」
そうだ、なんで気付かなかったんだろう?・・・やっぱり、男ってバカだよな。結局。
「私の彼は、年齢層が高すぎるんです。父より上ですから。」
え?そうなの?・・・お父さんより、って。一体、何歳差だよ?
意外な事実に、僕は呆気にとられてしまう。
「年齢は関係ないでしょう?」
「関係ありますよ。この商品の中心的なターゲットは20代から30代の女性です。父親みたいな男性も喜びます、なあんて触れ込みで購買意欲が掻き立てれられると思われますか?」
びしっ、と音のしそうな勢いでユウチーム長は言った。
いや、確かに・・・・思わない。けど・・・このチーム長に限って言えば有効な"触れ込み"には違いない。
「とにかく、立ち入ったことを言って申し訳なかった。僕には僕の考えもあるし・・・プライベートに関わることを、これ以上仕事に絡めるのは止めませんか?・・・お互いに。」
「そうですね、分かりました。・・・本部長、でも、今回の感想はお願いしますよ?」
・・・分かったよ。もう。
押しの強い
お父さんみたいな
パッカも年上で、気の強い所もあるけど・・・。守ってあげなきゃ、とも思わせられるんだけどな・・・。
では、後程。今日も残業なんてしちゃ、ダメですよぉ。と言い残して、彼女は僕のオフィスを出て行った。
__________
なにコレ?


せっかく、阿波の局さんが素敵なバトン渡してくれたのにねぇ。
夏が終わる←読んでネ。
~ Comment ~
Re: 阿波の局様へ
阿波の局様
> チーム長のターゲットはテクス社長?という話題に、おお〜、面白いと反応しそうになりましたが、とりあえず止めときます。
> 無限大に話を広げていくと、書いている当人がわけがわからないという困ったことになるので。私の場合ですけど。😅
今の所、ユウチーム長の彼氏は、もちろん社長ではなく、うまくいってるので狙ってはないはずですが、そのうち、狙われる?
ソリさん、やばいよー。と妄想しましたが、私も訳分からなくなるので、脇に置いてます。(苦笑)
> このあと、あま〜い場面になるのかな〜。うふふ
まあ、そのうちに・・・にょほほほほ。♡
> チーム長のターゲットはテクス社長?という話題に、おお〜、面白いと反応しそうになりましたが、とりあえず止めときます。
> 無限大に話を広げていくと、書いている当人がわけがわからないという困ったことになるので。私の場合ですけど。😅
今の所、ユウチーム長の彼氏は、もちろん社長ではなく、うまくいってるので狙ってはないはずですが、そのうち、狙われる?
ソリさん、やばいよー。と妄想しましたが、私も訳分からなくなるので、脇に置いてます。(苦笑)
> このあと、あま〜い場面になるのかな〜。うふふ
まあ、そのうちに・・・にょほほほほ。♡
Re: こんばんわぁヾ(≧∇≦)〃 か****様へ
か****様
ウチに直行ありがとうございます。
パッカの店に直行のテヨンみたいですね。w(愛されてて、嬉しい。♡)
> ユウチーム長に興味津々です(; ・`д・´)
いや、もう、脇役の筈が・・・恐るべし、オリジナルキャラクター。W
> テヨン、残業なしで、パッカの待つ家に帰るんだ~Let's Go~ !!(((( *≧∇)ノノノ
> もう、その後の妄想が止まりません(●´艸`)ムフフ
次話もUPしましたが、更に妄想してくださいませ。(≧∇≦)
ウチに直行ありがとうございます。
パッカの店に直行のテヨンみたいですね。w(愛されてて、嬉しい。♡)
> ユウチーム長に興味津々です(; ・`д・´)
いや、もう、脇役の筈が・・・恐るべし、オリジナルキャラクター。W
> テヨン、残業なしで、パッカの待つ家に帰るんだ~Let's Go~ !!(((( *≧∇)ノノノ
> もう、その後の妄想が止まりません(●´艸`)ムフフ
次話もUPしましたが、更に妄想してくださいませ。(≧∇≦)
NoTitle
それでも、ユウさんには押されっぱなしで敵わない?
チーム長のターゲットはテクス社長?という話題に、おお〜、面白いと反応しそうになりましたが、とりあえず止めときます。
無限大に話を広げていくと、書いている当人がわけがわからないという困ったことになるので。私の場合ですけど。😅
このあと、あま〜い場面になるのかな〜。うふふ
うちのテヨンは尻叩かれるばかりでかわいそうなので、こちらではいい思いさせてあげて下さいませ。←余計なお世話