「短編集」
読みきり
ずっとアナタが好きだった
ずっとあなたが好きだった
昔々、そんなタイトルのドラマがありましたね。
もちろん、そのドラマとは何の関係もありませんが・・・
「ずっとアナタが好きだった」
響きが好きです。
冬彦さんは怖かったですけれど・・・
____________
シャッと小気味よい音を立ててカテーンが開かれた。
腕組みして柱にもたれかかっていたテヨンが、ほうっと息を飲んで居ずまいを正す。
パク・ハと視線が絡み合い、彼はにっこりと微笑んだ。
対するパク・ハは、はにかんだように笑うとすぐにテヨンから視線を外し、自分の肩や胸元を気にする風に視線を彷徨わせる。
「まあ、まあ、まあ!」
ソリは興奮したように感嘆の声を上げ、手を合わせた。
一回りしてみて!というソリの言葉に、パク・ハはちょこまかと足を動かして、ぎこちなく一回りして見せた。
「少し、背中があき過ぎてませんか?肩も出過ぎのような気もするし・・・。」
「ストールを合わせれば大丈夫よ。」
ソリはうきうきとそう言ってテヨンを振り返る。
「若いんだし、これくらいは、ね?・・・テヨンも惚れ直すわ。」
パク・ハをじっと見ていたテヨンは大叔母の視線に気づき、何も言わずに頷いた。
ソリは次々とパク・ハを着替えさせては、ドレス選びに余念がない。
「大叔母さま。僕はもう、行かなきゃ・・・。」
テヨンが苦笑しながら腕時計を見た。
「えぇっ!せっかく婚約式のドレスを選んでるのにっ!」
ソリは下唇を突き出してテヨンを睨む。
「外せない約束があるんだよ。1時間後には戻るから・・・。」
テヨンはパク・ハに歩み寄ると、マーメイドドレスのくびれたウエストに手を廻しぐっと引き寄せた。
頬に優しく口づける。
「パッカ。ごめん。すぐに戻るから・・・大叔母様をよろしく。」
ソリも、パク・ハの着付けを手伝っていたスタッフも困ったように目を逸らした。
テヨンさん、人前!と小声で諌める彼女もまた嬉しそうだ。
「まったく。当てられちゃうわ。早く行って用事を済ませてきなさい!」
ぼやくソリの言葉を背中に、テヨンは振り向きながら片手を挙げ、また別のスタッフに見送られてその場を後にした。
「ふうっ。迷っちゃうわね。」
ソリはまるで自分のことのように真剣にパク・ハのドレスを選んでいる。
「私はどれでも構わないんですけど・・・」
「何、言ってるの!パッカにも好みがあるでしょう?それに、婚約式ですからね!飛び切り素敵に装わなくちゃ!」
「・・・テヨンさんがいいなら、それで・・・。」
「はいはい、ごちそう様!・・・でも、肝心のテヨンがいないんじゃ決めようがないわ。」
ソリは、何してんのかしら、まったく、とぶつぶつ言って溜息を漏らした。
「あの、私は十分試着しましたし・・・おば様も着てみません?」
パク・ハの思わぬ言葉にソリの表情 が明るくなる。
え?私はいいわよぉ、と言いながら嬉しさを隠せないでいる。
「せっかくですから。おば様も、ドレス、新調したいって言ってたでしょ?」
そりゃそうだけどぉ、とちらりと傍のスタッフを見る。
主役の花嫁を差し置いて自分がドレスを試着するなど他人にどう思われるか気にはなる、でも、第三者が背中を押してくれたなら、そうすることもやぶさかではない、というものだ。
「どうぞ、遠慮なさらず着てみてください。」
スタッフの女性もにこりと笑った。
「そう?・・・そうね。着てみるぐらい、いいわよね?」
「そう仰らずに、お気に召したらお買い上げください、ね。」
スタッフがおどけて言ったので、ソリも俄然その気になった。
パク・ハの時以上に真剣にドレスを選び始める。
そこに掛けられているドレスをかき分けるようにして、ソリは物色し始めた。
これは、色がちょっと・・・こっちは派手かしら?
うーん、パッカと被っちゃったら流石に拙いわよね・・・。
「おば様、これ、着てみて。」
パク・ハも何点かドレスを選んで持ってきた。
「ちょっと、パッカ!これ・・・ウェディングドレスじゃないの!」
「いいから、いいから。着てみた感じを客観的に見たいんです。」
スタッフも手伝う準備は万端と、にこにことそこに立っている。
「そう?じゃあ・・・。」
ソリは嬉しそうに微笑んだ。
試着室のカーテンが閉じられた。
シャッと音を立ててカーテンが開かれる。
柔らかな生成りのシルクのドレス。胸元は花弁がこぼれるようなデザインではあるが共布を使っているので嫌味がない。年齢を感じさせない若々しさを醸し出していた。
「素敵!」
パク・ハは手を合わせた。
「パッカ。これ、あなたが着るには地味でしょう?」
「おば様。そういうのはお嫌いですか?」
「そんなことはないけど・・・。」
「だったら、いいじゃないか。」
不意にテヨンが姿を現す。
「いいんじゃない?パッカはセンスがいいね。」
そう言って片目を瞑った。
そうして後ろを振り返りながら、誰かの手を引っ張ろうとしている。
「ほら、出てきて見てやってくださいよ。大叔母様の晴れ姿!」
「いや、俺はいい!・・・大事な用があるんじゃなかったのか!」
「ええ、大事な用ですよ。社長。」
テヨンに引きずり出されたのはピョ・テクスだった。
「社長、ちゃんと見てあげてください。綺麗ですよ。」
パク・ハも嬉しそうに微笑んだ。
ソリは、テクスさん、と社長の名前を呟いて呆然としている。
テクスは顔を背け、怒ったように壁を睨みつけていた。
「俺は、帰るぞ!」
威勢よくそう言うが、テヨンに羽交い絞めにされて身動きが取れない。
「そんなこと言って・・・いいんですか?意地を張るのもいい加減にしてください。」
テクスは溜息を吐いた。
分かったから、手を離さないか、とテヨンを振り返る。
テヨンから解放されたテクスは、横目でちらりとソリを見て、次に天井を仰いだ。
真っ直ぐにソリを見ると、ぼそりと呟いた。
「・・・その・・・綺麗だ。」
耳まで真っ赤になっている。
それって、私のこと?・・・よね?
ソリは何も言うことができず、呆然としていた。
「社長。今夜、招待されているパーティー、僕が代わりに出ます。・・・今日はこのまま退社してください。」
テヨンはそう言うなりパク・ハを振り返った。
「パッカ、ここでドレスに着替えて。・・・僕と一緒にパーティーに出席してもらうから。」
ショップのスタッフにあれこれと指示を始める。
「頼んであったドレスのサイズ直しはできてますよね?
申し訳ないが、ここで彼女を着替えさせてもらっていいですか?
ああ、僕も着替えさせてください。
それから、彼女が試着したドレスも全部サイズ直しして・・・ここに届けてください。」
スタッフは、かしこまりました、と深く頭を下げ、テヨンの差し出すカードと彼の名刺を受け取った。
「全部って、テヨンさん!」
パク・ハが驚いているとテヨンはにっと笑った。
「ドレスを着る機会は今夜だけじゃない。婚約式のドレスはまた改めて選ぶといいよ。
婚約式の招待状はもう発送済みだから・・・
君を僕の婚約者として公の場に連れて行っても問題ないはずだ。
まずは今夜のパーティーで、デビューってところだね。
いいですよね?
社長?
大叔母様?」
「・・・ああ。」
「・・・ええ。・・・そうね。」
二人の了承はさも当然といった風で、テヨンは落ち着き払って言った。
「先方もお喜びでしたよ。後は僕達に任せて、社長と大叔母様はゆっくりして来てください。
社長には、大事な用事があるでしょう?」
テヨンはパク・ハの肩を抱き寄せると、スタッフの案内に従って別室に移って行った。
タキシードに着替えたテヨンが、真新しいドレスに身を包んだパク・ハを眩しそうに見つめる。
「このドレス・・・背中が・・・。」
「うん、ストールは帰るまで外しちゃだめだ。紳士ぶって好色な御仁も多いからね。」
「それってテヨンさんのこと?」
パク・ハはくすくすと笑う。
「言ったな。・・・帰ったら、覚えてろよ。」
テヨンはパク・ハのストールを引っ張った。
「止めてよ、テヨンさん。・・・社長は大丈夫かしら?」
「大丈夫だろ。あれで、行動しなきゃ男じゃない。」
僕達は、僕達で楽しもう、そう言ってテヨンはパク・ハを車に乗せた。
二人きりになった試着室で、テクスはぐるりと部屋を見渡し、おほんと咳払いをした。
「・・・時々、夫婦同伴のパーティーに招待されることがある。
今日は、テヨンがパク・ハさんを自慢したくて連れて行く気になったのだろうが・・・
実際、この年で独り身の社長というのは・・・その、いろいろ、不都合なんだそう、だ。社会的に・・・。
テヨンでは舐めてくる相手もいるから、俺が行かなければならないことも・・・まあ、少なからず、ある。
だから、その・・・・貴女が俺の隣に居てくれたら・・・格好は付くんじゃないか、と、思う。」
テクスは視線を彷徨わせながら、どうにか言い切った。
「それって・・・どういうこと?」
「言わなきゃ、分からないのか?」
しかつめらしい顔で溜息を吐く。
「・・・言って欲しいのよ。貴方こそ、女心が分からないの?」
「つまり・・・」
テクスは大きく深呼吸した。
「俺と、結婚してくれ。」
ソリはテクスに飛びついた。
うわっと叫んで倒れ込む。
尻もちをついた格好のテクスは、自分に覆い被さるようにしながら、おいおいと泣き続けるウェディングドレス姿のソリの背中に、そっと手を廻した。
昔々、そんなタイトルのドラマがありましたね。
もちろん、そのドラマとは何の関係もありませんが・・・
「ずっとアナタが好きだった」
響きが好きです。
冬彦さんは怖かったですけれど・・・

____________
シャッと小気味よい音を立ててカテーンが開かれた。
腕組みして柱にもたれかかっていたテヨンが、ほうっと息を飲んで居ずまいを正す。
パク・ハと視線が絡み合い、彼はにっこりと微笑んだ。
対するパク・ハは、はにかんだように笑うとすぐにテヨンから視線を外し、自分の肩や胸元を気にする風に視線を彷徨わせる。
「まあ、まあ、まあ!」
ソリは興奮したように感嘆の声を上げ、手を合わせた。
一回りしてみて!というソリの言葉に、パク・ハはちょこまかと足を動かして、ぎこちなく一回りして見せた。
「少し、背中があき過ぎてませんか?肩も出過ぎのような気もするし・・・。」
「ストールを合わせれば大丈夫よ。」
ソリはうきうきとそう言ってテヨンを振り返る。
「若いんだし、これくらいは、ね?・・・テヨンも惚れ直すわ。」
パク・ハをじっと見ていたテヨンは大叔母の視線に気づき、何も言わずに頷いた。
ソリは次々とパク・ハを着替えさせては、ドレス選びに余念がない。
「大叔母さま。僕はもう、行かなきゃ・・・。」
テヨンが苦笑しながら腕時計を見た。
「えぇっ!せっかく婚約式のドレスを選んでるのにっ!」
ソリは下唇を突き出してテヨンを睨む。
「外せない約束があるんだよ。1時間後には戻るから・・・。」
テヨンはパク・ハに歩み寄ると、マーメイドドレスのくびれたウエストに手を廻しぐっと引き寄せた。
頬に優しく口づける。
「パッカ。ごめん。すぐに戻るから・・・大叔母様をよろしく。」
ソリも、パク・ハの着付けを手伝っていたスタッフも困ったように目を逸らした。
テヨンさん、人前!と小声で諌める彼女もまた嬉しそうだ。
「まったく。当てられちゃうわ。早く行って用事を済ませてきなさい!」
ぼやくソリの言葉を背中に、テヨンは振り向きながら片手を挙げ、また別のスタッフに見送られてその場を後にした。
「ふうっ。迷っちゃうわね。」
ソリはまるで自分のことのように真剣にパク・ハのドレスを選んでいる。
「私はどれでも構わないんですけど・・・」
「何、言ってるの!パッカにも好みがあるでしょう?それに、婚約式ですからね!飛び切り素敵に装わなくちゃ!」
「・・・テヨンさんがいいなら、それで・・・。」
「はいはい、ごちそう様!・・・でも、肝心のテヨンがいないんじゃ決めようがないわ。」
ソリは、何してんのかしら、まったく、とぶつぶつ言って溜息を漏らした。
「あの、私は十分試着しましたし・・・おば様も着てみません?」
パク・ハの思わぬ言葉にソリの
え?私はいいわよぉ、と言いながら嬉しさを隠せないでいる。
「せっかくですから。おば様も、ドレス、新調したいって言ってたでしょ?」
そりゃそうだけどぉ、とちらりと傍のスタッフを見る。
主役の花嫁を差し置いて自分がドレスを試着するなど他人にどう思われるか気にはなる、でも、第三者が背中を押してくれたなら、そうすることもやぶさかではない、というものだ。
「どうぞ、遠慮なさらず着てみてください。」
スタッフの女性もにこりと笑った。
「そう?・・・そうね。着てみるぐらい、いいわよね?」
「そう仰らずに、お気に召したらお買い上げください、ね。」
スタッフがおどけて言ったので、ソリも俄然その気になった。
パク・ハの時以上に真剣にドレスを選び始める。
そこに掛けられているドレスをかき分けるようにして、ソリは物色し始めた。
これは、色がちょっと・・・こっちは派手かしら?
うーん、パッカと被っちゃったら流石に拙いわよね・・・。
「おば様、これ、着てみて。」
パク・ハも何点かドレスを選んで持ってきた。
「ちょっと、パッカ!これ・・・ウェディングドレスじゃないの!」
「いいから、いいから。着てみた感じを客観的に見たいんです。」
スタッフも手伝う準備は万端と、にこにことそこに立っている。
「そう?じゃあ・・・。」
ソリは嬉しそうに微笑んだ。
試着室のカーテンが閉じられた。
シャッと音を立ててカーテンが開かれる。
柔らかな生成りのシルクのドレス。胸元は花弁がこぼれるようなデザインではあるが共布を使っているので嫌味がない。年齢を感じさせない若々しさを醸し出していた。
「素敵!」
パク・ハは手を合わせた。
「パッカ。これ、あなたが着るには地味でしょう?」
「おば様。そういうのはお嫌いですか?」
「そんなことはないけど・・・。」
「だったら、いいじゃないか。」
不意にテヨンが姿を現す。
「いいんじゃない?パッカはセンスがいいね。」
そう言って片目を瞑った。
そうして後ろを振り返りながら、誰かの手を引っ張ろうとしている。
「ほら、出てきて見てやってくださいよ。大叔母様の晴れ姿!」
「いや、俺はいい!・・・大事な用があるんじゃなかったのか!」
「ええ、大事な用ですよ。社長。」
テヨンに引きずり出されたのはピョ・テクスだった。
「社長、ちゃんと見てあげてください。綺麗ですよ。」
パク・ハも嬉しそうに微笑んだ。
ソリは、テクスさん、と社長の名前を呟いて呆然としている。
テクスは顔を背け、怒ったように壁を睨みつけていた。
「俺は、帰るぞ!」
威勢よくそう言うが、テヨンに羽交い絞めにされて身動きが取れない。
「そんなこと言って・・・いいんですか?意地を張るのもいい加減にしてください。」
テクスは溜息を吐いた。
分かったから、手を離さないか、とテヨンを振り返る。
テヨンから解放されたテクスは、横目でちらりとソリを見て、次に天井を仰いだ。
真っ直ぐにソリを見ると、ぼそりと呟いた。
「・・・その・・・綺麗だ。」
耳まで真っ赤になっている。
それって、私のこと?・・・よね?
ソリは何も言うことができず、呆然としていた。
「社長。今夜、招待されているパーティー、僕が代わりに出ます。・・・今日はこのまま退社してください。」
テヨンはそう言うなりパク・ハを振り返った。
「パッカ、ここでドレスに着替えて。・・・僕と一緒にパーティーに出席してもらうから。」
ショップのスタッフにあれこれと指示を始める。
「頼んであったドレスのサイズ直しはできてますよね?
申し訳ないが、ここで彼女を着替えさせてもらっていいですか?
ああ、僕も着替えさせてください。
それから、彼女が試着したドレスも全部サイズ直しして・・・ここに届けてください。」
スタッフは、かしこまりました、と深く頭を下げ、テヨンの差し出すカードと彼の名刺を受け取った。
「全部って、テヨンさん!」
パク・ハが驚いているとテヨンはにっと笑った。
「ドレスを着る機会は今夜だけじゃない。婚約式のドレスはまた改めて選ぶといいよ。
婚約式の招待状はもう発送済みだから・・・
君を僕の婚約者として公の場に連れて行っても問題ないはずだ。
まずは今夜のパーティーで、デビューってところだね。
いいですよね?
社長?
大叔母様?」
「・・・ああ。」
「・・・ええ。・・・そうね。」
二人の了承はさも当然といった風で、テヨンは落ち着き払って言った。
「先方もお喜びでしたよ。後は僕達に任せて、社長と大叔母様はゆっくりして来てください。
社長には、大事な用事があるでしょう?」
テヨンはパク・ハの肩を抱き寄せると、スタッフの案内に従って別室に移って行った。
タキシードに着替えたテヨンが、真新しいドレスに身を包んだパク・ハを眩しそうに見つめる。
「このドレス・・・背中が・・・。」
「うん、ストールは帰るまで外しちゃだめだ。紳士ぶって好色な御仁も多いからね。」
「それってテヨンさんのこと?」
パク・ハはくすくすと笑う。
「言ったな。・・・帰ったら、覚えてろよ。」
テヨンはパク・ハのストールを引っ張った。
「止めてよ、テヨンさん。・・・社長は大丈夫かしら?」
「大丈夫だろ。あれで、行動しなきゃ男じゃない。」
僕達は、僕達で楽しもう、そう言ってテヨンはパク・ハを車に乗せた。
二人きりになった試着室で、テクスはぐるりと部屋を見渡し、おほんと咳払いをした。
「・・・時々、夫婦同伴のパーティーに招待されることがある。
今日は、テヨンがパク・ハさんを自慢したくて連れて行く気になったのだろうが・・・
実際、この年で独り身の社長というのは・・・その、いろいろ、不都合なんだそう、だ。社会的に・・・。
テヨンでは舐めてくる相手もいるから、俺が行かなければならないことも・・・まあ、少なからず、ある。
だから、その・・・・貴女が俺の隣に居てくれたら・・・格好は付くんじゃないか、と、思う。」
テクスは視線を彷徨わせながら、どうにか言い切った。
「それって・・・どういうこと?」
「言わなきゃ、分からないのか?」
しかつめらしい顔で溜息を吐く。
「・・・言って欲しいのよ。貴方こそ、女心が分からないの?」
「つまり・・・」
テクスは大きく深呼吸した。
「俺と、結婚してくれ。」
ソリはテクスに飛びついた。
うわっと叫んで倒れ込む。
尻もちをついた格好のテクスは、自分に覆い被さるようにしながら、おいおいと泣き続けるウェディングドレス姿のソリの背中に、そっと手を廻した。
~ Comment ~
Re: ああ、もう… 阿波の局様へ
阿波の局さま
おはようございます!
> テヨンと社長が今日はまた一段とカックイイ〜男に仕上げて下さって。うふ💋
> 惚れ直してしまいましたわ。
そうですか?♡
良かった!
> 帰ったら覚えてろよって…いや〜ん!← えっ?違う?
いえ、違いません。♡ なんたって「紳士ぶって好色な御仁」ですから。www
おはようございます!
> テヨンと社長が今日はまた一段とカックイイ〜男に仕上げて下さって。うふ💋
> 惚れ直してしまいましたわ。
そうですか?♡
良かった!
> 帰ったら覚えてろよって…いや〜ん!← えっ?違う?
いえ、違いません。♡ なんたって「紳士ぶって好色な御仁」ですから。www
素敵♪
佳品。やっと落ち着くべきものが、おさまって、朝から嬉しいです。ソリオンニ(いや同世代かも)、可愛い(*^o^)/\(^-^*)
これからは、しっかりいちゃついてほしいですねー(*゚∀゚*)
これからは、しっかりいちゃついてほしいですねー(*゚∀゚*)
- #922 めい
- URL
- 2015.09/26 09:32
- ▲EntryTop
Re: 素敵♪ めい様へ
めい様
> 佳品。
ありがとうございます。<m(__)m>
> これからは、しっかりいちゃついてほしいですねー(*゚∀゚*)
社長がそれを許すでしょうか?w 二人っきりの時は、甘々でいてほしいですね。♡
> 佳品。
ありがとうございます。<m(__)m>
> これからは、しっかりいちゃついてほしいですねー(*゚∀゚*)
社長がそれを許すでしょうか?w 二人っきりの時は、甘々でいてほしいですね。♡
Re: か****様へ
か****様
テヨン、恰好よかったですか?
良かった、良かった。
悩殺モノのドレス。
他人には見せたくないけど、ちら見せして「どうだ!僕の婚約者だぞ!」と自慢したい。
夜はしっかり自分だけ堪能だ!
社長も頑張りましたよ。♪
ラブラブな夜・・・妄想が広がりますねぇ。(特にテヨン×パク・ハの・・・♡)
テヨン、恰好よかったですか?
良かった、良かった。
悩殺モノのドレス。
他人には見せたくないけど、ちら見せして「どうだ!僕の婚約者だぞ!」と自慢したい。
夜はしっかり自分だけ堪能だ!
社長も頑張りましたよ。♪
ラブラブな夜・・・妄想が広がりますねぇ。(特にテヨン×パク・ハの・・・♡)
Re: たまには ほ**様へ
ほ**様
こちらへもコメ頂いてありがとうございマース!m(__)m
> 愛すべき脇役が幸せになると嬉しい。
そう言って頂けると、私も嬉しいです。
> 2人とも自分からキッカケを作るのは難しそうだから、テヨングッジョブ!
ええ。そしてちゃっかりパク・ハを同伴でパーティー出席です。ww
そしてほ**さんの突っ込み通りです。w
パク・ハはテヨンに大義名分を与えてしまいました。
「君が、僕のことを『紳士ぶって好色』だと言ったんだからな!」byテヨン
こちらへもコメ頂いてありがとうございマース!m(__)m
> 愛すべき脇役が幸せになると嬉しい。
そう言って頂けると、私も嬉しいです。
> 2人とも自分からキッカケを作るのは難しそうだから、テヨングッジョブ!
ええ。そしてちゃっかりパク・ハを同伴でパーティー出席です。ww
そしてほ**さんの突っ込み通りです。w
パク・ハはテヨンに大義名分を与えてしまいました。
「君が、僕のことを『紳士ぶって好色』だと言ったんだからな!」byテヨン
Re: t*********0様へ
t*********0様
はい~。社長、決めてくれましたよ!ww
テヨンもお褒め頂きありがとうございます。
恰好いいと評判でございます。♡
夜は、そりゃ、もう・・・言わずもがなで・・・。(≧∇≦)
はい~。社長、決めてくれましたよ!ww
テヨンもお褒め頂きありがとうございます。
恰好いいと評判でございます。♡
夜は、そりゃ、もう・・・言わずもがなで・・・。(≧∇≦)
Re: F****様へ
F****様
お久しぶりです。お元気ですか?
コラボの時は楽しかったのですが、後からどっと来ました。(汗)
いや、尊敬とかして頂くようなことではないのですが・・・ありがとうございます。 \(//∇//)\
46,002は私も見逃しました。(44,444も深夜だったらしく見逃して・・・)
その数字を見るだけで幸せとは、ほんと、ありがたい限り。
社長とソリのお話も楽しんで頂けて嬉しいです。♪
お言葉に甘えて、今はのんびり行ってます。(苦笑)
お久しぶりです。お元気ですか?
コラボの時は楽しかったのですが、後からどっと来ました。(汗)
いや、尊敬とかして頂くようなことではないのですが・・・ありがとうございます。 \(//∇//)\
46,002は私も見逃しました。(44,444も深夜だったらしく見逃して・・・)
その数字を見るだけで幸せとは、ほんと、ありがたい限り。
社長とソリのお話も楽しんで頂けて嬉しいです。♪
お言葉に甘えて、今はのんびり行ってます。(苦笑)
ああ、もう…
ありちゃんさん、素敵💖
テヨンと社長が今日はまた一段とカックイイ〜男に仕上げて下さって。うふ💋
惚れ直してしまいましたわ。
帰ったら覚えてろよって…いや〜ん!← えっ?違う?