FX

「コラボレーション」
ヨン家の嫁

ヨン家の嫁

 ←拍手コメント(9/18~26)へのお返事です。 →記憶 8
皆様、こんばんは。

またまた、やっちゃいます。コラボレーション。
今度は *tamayura* (←クリックしてGO!)の管理人である kaya様 とのコラボレーションです。

最初のお話を私が書き始めること、登場人物の時系列、だけを打ち合わせしました。
後は、お互いに書いてからのお楽しみ。

あ、最初のお話(つまりこのお話)のざっとした流れはお伝えしました。
が、後は全くノープラン!

もしかしたら、読者様以上に書き手がドキドキする、と言う企画です。
どういう展開になっていくかは、全くもって分からない。
どうぞ、共に楽しんでやってくださいますようお願いいたします。

今回は、連続更新とはいかないかも知れません。
連載も放置状態なので申し訳なくもありますし・・・

ゆったり、のんびり、お付き合いいただけますことをお願い申し上げます。

ずっとアナタが好きだった (←クリックしてGO!)に続いているような感じでもありますので、先にお読み頂くと、より楽しめるかもしれません。


kayaさんからの賜りものであるこちらもお読みいただくと、より楽しめると思います。
statice ~永遠に変わらない心~(←クリックしてGO!)



では、どうぞ。


___________


最近、大叔母様がパッカを連れまわしている。
ソウル中のドレスを、見て廻るつもりででもいるんだろうか?
僕も社長も忙しくて、とてもじゃないが、恋人に付き合ってやることができない。
自分達も、結婚する当事者だというのに・・・・。

社長も僕も、男としてできること・・・まずは婚約式を、(婚約式は僕たちの婚約式であって、社長と大叔母様は親代わりとして出席する。僕たちの婚約式で、二人が入籍することを公表する予定なのだそうだ。)続く結婚式を、その日程を延ばすことなく執り行えるように、仕事をこなすことだった。
人生の節目である結婚という一大イベントでさえ、僕達にとってはビジネスの延長線上だ。
そういう意味でも、日程がずれ込むなどあってはならない。

でも、パッカはどうだろう?
準備の、その一つ一つを、楽しみたいんじゃないだろうか・・・。


しかし、それは、どうやら杞憂だった。


彼女は、大叔母様と大いに楽しんでいる、らしい。

なんか、ちょっと・・・淋しい、んだよな。

「テヨンさんに選んでほしいわ。」

なぁんて・・・甘えてくれてもいいんじゃないだろうか・・・。



「テヨン、心配いらないわ。私がパッカを最高のお姫様に仕立ててあげる!」

鼻息も荒くそう言って、彼女にお店を休ませてまで準備に没頭する大叔母様の姿が、あった。

多分、自分も“お姫様”になる気、満々だよ。




//////////////////////////

その日もソリはパク・ハを街に連れ出した。

「今日は最近の私のお気に入りのお店に行ってみましょ。あそこならきっと相応しいものがあるわ。」

これまでたくさんの店を廻った。本当にたくさんのドレスを試着した。
パク・ハにしてみれば、もう一生分着てみたんじゃないか、と思うぐらい。
あまりにも見過ぎて、かえって、どれ、と決められない。

テヨンさんに選んでもらいたいな。

そんな思いも頭を掠めるが、彼は今、本当に忙しく立ち働いている。

それに・・・。

彼が一緒だと、試着したドレスを全部、なんて言い出すから、それはそれで困ってしまうのだ。

テヨンは言うだろう。君は何を着ても綺麗だよ、と。

彼は掛け値なしにそう思っているらしく、その結果、試着したモノを全部買ってしまおうとする。
そうなればクローゼットはドレスや服で溢れ、実際に着る時にはどれを着ようか、と結局のところ部屋の鏡の前で悩む羽目になるのだ。
まして、パク・ハ自身に支払いをさせるようなことはけしてなかったから、全部買う、なんて言われたら本当に困ってしまう。

遠慮しなくていい、なんて彼は言うけれど・・・。
遠慮するとかしないとかのレベルの話ではないのだ。

着るかも知れないし、着ないかも知れない、そんなドレスは要らない。
婚約式は1度だけなのだから、厳選された1着があればいい。

ホントに御曹司なんだわ。・・・おまけに、そういうところは、チョハのまんまよね。

パク・ハはくすりと笑った。

そもそも、こんなにたくさんのドレスを試着できるなど女として嬉しくないわけもない。
パク・ハは幸せを実感しつつ、今はソリと準備を楽しもう、とそう思った。



ソリの指示に従い運転手は車を左折させた。

いかにも高級そうなブティックの前で車は止まる。
植え込みは綺麗に剪定されており、大きなウィンドウからは様々な洋服を纏わされたマネキンが見える。

二人は車を降り、ソリの指示で運転手は車を駐車場に移動させた。


中庭を通り抜けて、ソリは大きなガラス戸を押した。

いらっしゃいませ、と女性スタッフがにこやかに声を掛けてくる。

広い店内には、様々なファッションアイテムがセンス良く配置されていた。
照明も明るすぎず、落ち着いた雰囲気を醸し出している。
独創的なようであっても奇抜ではない、洗練された服や帽子、バッグ、靴の数々。
女性ならば嬉しくなる、そんな素敵な店だった。

パク・ハは思わず店内をぐるりと見廻し、わぁ、と感嘆の声を上げる。

「素敵なお店ですね。・・・でも、高そう・・・。」

後半は小声だったが、ソリはめっとパク・ハを軽く諌める。

「もうっ!ヨン家の嫁はそういうことは気にしないのっ!それに、あなただってお嬢様じゃないの。」

「香港の母は確かにお金持ちですけど・・・。」

パク・ハはペロッと舌を出した。

もう何軒も、ソリと一緒にここと同じような高級ブティックや格調高いドレスの専門店を廻った。
けれど、いつまでたってもそんなところでする買い物に慣れることはない。
試着して、溜息を吐いて、うっとりとはするけれど・・・

バーゲンセールで掘り出し物を見つける方が、性に合っているかも知れない。

ただ、やはりテヨンの隣に立つのに、彼に似合う女性ではありたい。
その為には、何を身に纏うか、は重要事項には違いなかった。

そうして、ソリに付き合ってもらってドレス選びに精を出してはいるのだけれど・・・
今度は、この大叔母のおメガネに叶うものがなかなか見つからない。


妥協は許さない。


ソリの並々ならぬ決意に気圧されて、パク・ハは今日もたくさん試着させられるのだろう。

これもヨン家の嫁の務めなのだろうか・・・。

贅沢な悩みよね。

パク・ハは自嘲気味に笑ったのだった。

今、とっている行動、思っていること、総てが「ヨン家の嫁」というところに結びつく。
間違いなくテヨンと結婚するから起こっている事柄であって、それは幸せそのものに違いなかった。

本当に贅沢すぎる悩み、なのだ。



「いらっしゃいませ。」

パク・ハ思うところのセレブ御用達の高級ブティック“ベルス”のファン・ミラン代表がにこやかにソリに声を掛けた。

「あら、お嬢さんですか?お母さんに似て美人だわ。」

パク・ハを見てそう言った。

「違うわよ。このコは甥の息子の婚約者なの。嫁よ。」

ミランは、え、二人とも美人だから母娘おやこかと思いましたよ、と口の中でもごもごと言う。
取り繕うように笑っていた。

「そうだわ、新作があるんですよ。」

話題を変えるようにミランはそう言った。

最近ベルスを訪れるようになったソリは、来店すれば必ず何かしら購入していく。
上得意客に売り込まない手はない。まして、今日は連れまでいるのだ。

「え?新作?『ジョイ・ルー』の?」

ミランの思った通り“新作”という言葉にソリの瞳が輝く。

「ええ、もちろんです。」

「見せて!」

ソリはパク・ハを振り向いて勢い込んで言った。

「パッカ、ちょっとだけいいかしら?
最近お気に入りなの、ジョイ・ルー。ホントに素敵なのよ!」

「え?ええ、大丈夫です、おば様。・・・私、他のもの見てますから。」


トップスにボトムス、バッグに靴、ベルトやスカーフなどのファッション小物、どれもこれも欲しくなる。

マネキンが着ているワンピースのタグを見た。
ジョイ・ルーの名が記されている。
確かに目を引くデザインだ。素敵だなと思う。・・・が、価格も麗しかった。

ダメね、どうしても値段を見ちゃうもの。

パク・ハは苦笑する。値札を見ずに買い物する、なんてことしたことないのだからしょうがない。


ソリが上機嫌でやって来た。

「新作のね、帽子とジャケット、スカートも素敵だったの。全部、取り置きしてもらったわ。」

「そうですか。」

パッカに似合いそうなブラウスもあったわよ。後で見せてもらうといいわ。
ソリがうきうきと言葉を繋ぐのを、パク・ハは上の空で聞いていた。

パク・ハのドレスを決めることはできないけれど、ソリの買い物はする。
もう、何度もそういうことはあった。

ソリの言い分はこうだ。
婚約式のドレスには妥協はできない。でも、私の買い物は普段使いの物だから。

パク・ハにしてみればソリの買う物はどれもこれも高級品で、とても普段使いとは思えないのだが・・・。

「今日はね、ジョイがいるそうなの!会ってくれるそうよ!!」

興奮気味にソリが言ったその時、パク・ハの背中越しに女性の声がした。

「初めまして、ジョイ・ルーです。私の服を好んでくださってるそうで、ありがとうございます。」

「まあ、まあ、まあ!ジョイ!写真より、ずっと美人ね!
私あなたの大ファンよ。今日着ているジャケットもあなたのデザインよ!」

「ええ、素敵に着こなしてくださって、ありがとうございます。」


思ったよりも若い声・・・。


パク・ハは振り向き『ジョイ・ルー』の姿を見るや、驚きの声を上げる。

「あ!あなたは・・・。」
「あなたは、あの時の・・・!」

対するジョイも同時に声を上げた。


___________

ここで、切ってバトンを渡すか!
kayaさぁん、後はヨロシクぅ。
読者様と一緒に、期待してます。

どうなるかは書き手達にも分からない。♪
コラボレーションのスタートです。

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~ Comment ~

いよいよ…

スタートしましたね(^^)
読者様以上に書き手がドキドキする企画…まさにその通り!
だって初端なからこんな!
ありちゃんさん、ここで切るんかーい!
や、燃えます。なんて(笑)

私もきっとぽんぽん更新とはいかずゆっくり更新な上、上手くコラボ出来るかも不安ですが…。
それでも楽しんで描いていきたと思いますのでどうかお付き合いよろしくお願い致します。
憧れのありちゃんさんに胸を借りるつもりで頑張りまーす

Re: いよいよ… kaya様へ

kaya様

いやあ、始めちゃいましたね。
ホント、どきどきします。
(いきなり、ここで切るんかーい!で失礼しました。w)

始めたばかりなのに・・・もう、着地点を心配していると言う。(汗)

足を引っ張らないように、頑張ります。

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Re: か****様へ

か****様

おはようございます。

あちゃぁ、末っ子ちゃん、風邪ひいちゃいましたか。ホント、朝晩は寒いですからねぇ。
ご家族に感染らないことを祈ってます。
私は、お陰様で元気ですよ。♪

値札を見ないで買い物なんて、できるわきゃありません。(笑)
主婦は、1円でも安く!です!!

「宮」のウネちゃん、かわいかったですもんね。「会いたい」でユチョンとの共演、嬉しかったですもん。

この続きは、kayaさんのところで。♡
どうなるか、私も全然分かんないんで、ドキドキしてます。
その後を、うまく続けられるかなぁ。(汗)

Re: k****様へ

k****さま

おはようございます。

はい。コラボ、スタートさせて頂きました。♡

仰るようにあの前夜祭のお話ともコラボってますよ。♪
そういう意味では、kayaさんのあのお話が1話目ですね。w

楽しみにして頂けて嬉しいです。<m(__)m>



テヨンを(あるいはジョンウを)どのように登場させるのか・・・
何の打ち合わせもしてませんで・・・ドキドキです。w
(ホント、書き手が一番ドキドキしてます。)


Re: ご無沙汰してます t*******様へ

t*******さま

おはようございます!

わああぁ!t*******さぁん!お元気でしたか?
どうしておられるかと、気になってました。お忙しかったんですね。
またお越し頂けて、大変うれしいです!

ですが、お子様は心配ですね。
どうぞ、無理のない範囲でお話を読んでやってくださいませ。<m(__)m>

内緒のお部屋のパスも乗り越えて頂き、ありがとうございました。♪
t*******さんにコメ頂けて、元気が出ました。♡

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いいなぁ~、うらやましいなぁ~

こんばんは。

旅行から帰る船の中で読ませていただきました。
もう~、羨ましくて指をくわえて涎を垂らしながら読ませていただきましたよ~
いいな~、楽しそうだな~、うらやましいな~~

読みながらkayaさんとのコラボだからひょっとして、という予感はありましたが、ほんとうにジョイが出てくるとは!
続きが楽しみです。うふv-238

Re: 楽しみダァー て*****様へ

て*****様

ソリとドレスを選ぶ展開なら、絶対こういう再会の仕方かと思いまして・・・。w

書き手同士が、一番ドキドキしてますから。w
楽しみにして頂けて嬉しいです。♪

Re: いいなぁ~、うらやましいなぁ~ 阿波の局様へ

阿波の局様

こんばんは。

> もう~、羨ましくて指をくわえて涎を垂らしながら読ませていただきましたよ~
> いいな~、楽しそうだな~、うらやましいな~~

コラボに味を占めてしまった私であります。ww
楽しそうですが・・・かなりドキドキしています。w

> 読みながらkayaさんとのコラボだからひょっとして、という予感はありましたが、ほんとうにジョイが出てくるとは!

そうなんですよぉ。女性二人はいいんですけどね・・・同じ顔の男が二人・・・どうなるんでしょうねぇ。(汗)

> 続きが楽しみです。うふv-238

ありがとうございます。楽しんで頂けるよう、まずは書き手が楽しまないと、ですねぇ。♪
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