「長編(完結)」
贈り物
贈り物 3
私はその包みを取って、まじまじと見つめた。
手で回転させつつ、いろんな方向から眺めてみる。
もちろん、中身が透けて見えるなんてことはないし、何が入ってるのかは分かってるんだけどね。
テヨンさん、喜んでくれるといいな。
彼の姿を思い浮かべて、思わず頬が緩む。
偶然通りかかったジュエリーショップのショウウィンドウで足を止めた。
飾ってあった大きな水晶のきらめきに目が留まったからなんだけど、
お店のアジョッシに声を掛けられて、誘われるままにお店に入った。
テヨンさんが、私の為に指輪を準備してくれたお店だった。
チョハの残してくれた翡翠の王貫子 。
・・・それと「対」になるように、なんて・・・初めて聞いた。
チョハとテヨンさんは、全然違うようでいて全く同じで、同じなのかと思ったら違ったりする。
それも含めて、愛している。・・・その事実だけでいいのだろうと、いつからか思うようになった。
テヨンさんの誕生日に何を贈ろうかと悩んでいて、
お店にあった指輪やネックレスを見ながら、アクセサリーもいいかなって思ったわ。
アジョッシに相談したら、テヨンさんはお洒落だからって。
そう。そうなのよ!
テヨンさんは、さりげなく、ブレスや、ネックレスを着けてて
・・・それが似合ってて・・・素敵な人だから、一緒に歩けば、自慢したくなっちゃう!
だからこそ・・・
おかしな物は贈れない。
アジョッシが素敵な提案をしてくれた。
出来上がって来たコレを見て、テヨンさんはもちろん、私も満足するって言うアジョッシの言葉は、本当だなって思った。
「ありがとうございます!ホントに素敵!!アジョッシのお蔭です。」
頭を下げる私に、アジョッシは頭を振って微笑んだ。
「私は何も・・・。テヨン様の、お嬢様を想われる深い愛情があってこそでございます。」
アジョッシの言葉を噛みしめながら、その包みを眺める。
テヨンさん、喜んでくれるといいな。
嬉しいよ、って微笑んで
抱きしめて
・・・甘いキスを、くれる?
そして・・・
ぼーっと考えていたら、来訪者を告げるインターホンが鳴った。
ものすごく驚いてしまって、思わず、きゃっと叫んでしまう。
「はーい!」
頭の中の、抱き合っている自分達の映像を追い出そうと高い声で返事をしつつ、
私は慌ててドアに駆け寄った。
火照った頬に手で風を送り、ドキドキしている胸に手を当てる。
深呼吸を一つして・・・
ドアを開けた。
___________
ああ、もう!全然終わる気配なし!
ユチョンお誕生日週間ってことで。
(てか、先週やって、6/4の土曜日に締めるべきだったんですけどね。
)
何、書こう?って考えて考えて、なんとなく思い浮かんだことを書き始めたら・・・
勝手に動き出してくれちゃって・・・
だいたいの流れはできてるんですが・・・
出発地と経由地、目的地は決まってて、通る道も決まってたはずなんだけど、突然寄り道したり、迂回したり・・・
そんな感じになってます。
これじゃ、1日遅れどころか、1週間遅れだよ。
てことで、今週中には何とかなる(ハズ)です。
手で回転させつつ、いろんな方向から眺めてみる。
もちろん、中身が透けて見えるなんてことはないし、何が入ってるのかは分かってるんだけどね。
テヨンさん、喜んでくれるといいな。
彼の姿を思い浮かべて、思わず頬が緩む。
偶然通りかかったジュエリーショップのショウウィンドウで足を止めた。
飾ってあった大きな水晶のきらめきに目が留まったからなんだけど、
お店のアジョッシに声を掛けられて、誘われるままにお店に入った。
テヨンさんが、私の為に指輪を準備してくれたお店だった。
チョハの残してくれた翡翠の
・・・それと「対」になるように、なんて・・・初めて聞いた。
チョハとテヨンさんは、全然違うようでいて全く同じで、同じなのかと思ったら違ったりする。
それも含めて、愛している。・・・その事実だけでいいのだろうと、いつからか思うようになった。
テヨンさんの誕生日に何を贈ろうかと悩んでいて、
お店にあった指輪やネックレスを見ながら、アクセサリーもいいかなって思ったわ。
アジョッシに相談したら、テヨンさんはお洒落だからって。
そう。そうなのよ!
テヨンさんは、さりげなく、ブレスや、ネックレスを着けてて
・・・それが似合ってて・・・素敵な人だから、一緒に歩けば、自慢したくなっちゃう!
だからこそ・・・
おかしな物は贈れない。
アジョッシが素敵な提案をしてくれた。
出来上がって来たコレを見て、テヨンさんはもちろん、私も満足するって言うアジョッシの言葉は、本当だなって思った。
「ありがとうございます!ホントに素敵!!アジョッシのお蔭です。」
頭を下げる私に、アジョッシは頭を振って微笑んだ。
「私は何も・・・。テヨン様の、お嬢様を想われる深い愛情があってこそでございます。」
アジョッシの言葉を噛みしめながら、その包みを眺める。
テヨンさん、喜んでくれるといいな。
嬉しいよ、って微笑んで
抱きしめて
・・・甘いキスを、くれる?
そして・・・
ぼーっと考えていたら、来訪者を告げるインターホンが鳴った。
ものすごく驚いてしまって、思わず、きゃっと叫んでしまう。
「はーい!」
頭の中の、抱き合っている自分達の映像を追い出そうと高い声で返事をしつつ、
私は慌ててドアに駆け寄った。
火照った頬に手で風を送り、ドキドキしている胸に手を当てる。
深呼吸を一つして・・・
ドアを開けた。
___________
ああ、もう!全然終わる気配なし!
ユチョンお誕生日週間ってことで。
(てか、先週やって、6/4の土曜日に締めるべきだったんですけどね。

何、書こう?って考えて考えて、なんとなく思い浮かんだことを書き始めたら・・・
勝手に動き出してくれちゃって・・・
だいたいの流れはできてるんですが・・・
出発地と経由地、目的地は決まってて、通る道も決まってたはずなんだけど、突然寄り道したり、迂回したり・・・
そんな感じになってます。
これじゃ、1日遅れどころか、1週間遅れだよ。

てことで、今週中には何とかなる(ハズ)です。

~ Comment ~
NoTitle
ふっふっふ(不気味・・)
ありちゃんさん、
>ああ、もう!全然終わる気配なし!
>何、書こう?って考えて考えて、なんとなく思い浮かんだことを書き始めたら・・・
>勝手に動き出してくれちゃって・・・
こういのを巷では「連載」と呼ぶのですよ(笑)
読者としては、寄り道、迂回、大歓迎です(^^)/
続きも楽しみにしています~。
ありちゃんさん、
>ああ、もう!全然終わる気配なし!
>何、書こう?って考えて考えて、なんとなく思い浮かんだことを書き始めたら・・・
>勝手に動き出してくれちゃって・・・
こういのを巷では「連載」と呼ぶのですよ(笑)
読者としては、寄り道、迂回、大歓迎です(^^)/
続きも楽しみにしています~。
- #1368 瑞月
- URL
- 2016.06/06 15:09
- ▲EntryTop
Re: やすべぇ様へ
やすべぇ様
「楽しみ」と仰って頂けて感謝であります。
お言葉に甘えて、ゆっくり・・・と言っても、誕生日は過ぎちゃってますからねぇ。(汗)
何事も早目の準備が大切です。(>_<)
もうしばらくお付き合いくださいませ。
「楽しみ」と仰って頂けて感謝であります。
お言葉に甘えて、ゆっくり・・・と言っても、誕生日は過ぎちゃってますからねぇ。(汗)
何事も早目の準備が大切です。(>_<)
もうしばらくお付き合いくださいませ。
Re: 瑞月さまへ
瑞月さま
> こういのを巷では「連載」と呼ぶのですよ(笑)
うっ、そうなんですってねぇ。(遠い目)
1話完結になりそうになかったんで「短話シリーズ」にカテゴライズしたのですが・・・
2話で加筆した辺りから、こりゃ、ヤバそう、と思い始め・・・
3話で、終わらんわ ┐(´д`)┌ と思ったので「連載」にカテ変更しました。(苦笑)
> 読者としては、寄り道、迂回、大歓迎です(^^)/
そう仰って頂けると、安心して話を盛れます。ww
> こういのを巷では「連載」と呼ぶのですよ(笑)
うっ、そうなんですってねぇ。(遠い目)
1話完結になりそうになかったんで「短話シリーズ」にカテゴライズしたのですが・・・
2話で加筆した辺りから、こりゃ、ヤバそう、と思い始め・・・
3話で、終わらんわ ┐(´д`)┌ と思ったので「連載」にカテ変更しました。(苦笑)
> 読者としては、寄り道、迂回、大歓迎です(^^)/
そう仰って頂けると、安心して話を盛れます。ww
Re: p********53様
p********53さま
いつも、ありがとうございます!
そう、どんなアクセサリーなのかが焦点だったはずなのに・・・
違う方向に流れていきそうな雰囲気なんです。(汗)
寄り道し過ぎな「贈り物」。
ネタ的には今までと変わり映えしなくて申し訳ないのですが・・・
テヨン(ユチョン)の喜ぶ「贈り物」ってこれしかないだろう、と。
(いや、まあ、パッカからなら何でもいいのかも・・・。)
いつも、ありがとうございます!
そう、どんなアクセサリーなのかが焦点だったはずなのに・・・
違う方向に流れていきそうな雰囲気なんです。(汗)
寄り道し過ぎな「贈り物」。
ネタ的には今までと変わり映えしなくて申し訳ないのですが・・・
テヨン(ユチョン)の喜ぶ「贈り物」ってこれしかないだろう、と。
(いや、まあ、パッカからなら何でもいいのかも・・・。)
楽しみは~