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「長編」
一年で一番甘い日

一年で一番甘い日 12

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イ・ガクはパク・ハの隣にごろりと横たわった。
パク・ハの方に身体を向けると、彼女の肩に手を掛けて浅い口づけをする。
そのままパク・ハを引き寄せ、自分の身体の上に乗せるようにした。

「そなたの思うように私を愛してみよ。」

パク・ハはイ・ガクの胸に手をついて上体をお越し、腰の辺りに跨るような格好になる。


―――愛する


パク・ハはイ・ガクに愛されている。イ・ガクを愛してもいる。
心だけでは止まらない。それは、至極 当然なこと。


今更、初潮を迎えたばかりの初心な小娘のような、そんな態度を取るつもりもないが、勝手が分からないというのが本音だった。

彼女の身体はイ・ガクによって開かれた。
最初の破瓜の痛み、それを与えたのがイ・ガクであったという喜び。

知識だけで想像の域を越えなかった女の悦びを、実感を伴って教えてくれたのもイ・ガクだった。
人肌の温もりに覚えた幸福感、快楽的な絶頂と悦び、それを求める欲望。

その相手がイ・ガクであればこそ、ますますそれを求めてしまう。
自分の方から求めるようにキスをしたことは、一度や二度ではない。
でも、その先は・・・。
時には、荒々しいこともあった。強引で性急さを感じることも。

それでも彼女は、最後に必ず幸福感に満たされた。


―――愛する


イ・ガクはパク・ハを愛している。パク・ハに愛されてもいる。
身体だけを欲するのではない。身体だけなら、他の女でもよい。
でも、その心が欲しいから・・・他の女は要らない。



愛したい。
悦ばせたい。
幸福感で満たしたい。


パク・ハはイ・ガクに覆いかぶさり、口づけを落とした。
彼女の舌は彼の口腔に侵入し、その舌を絡め取ろうとしている。
イ・ガクはそれに応えるように頭を起こした。彼女の小ぶりな舌でも、よく絡みつくように。

長い口付けの後、今度は耳許に唇を寄せた。
柔らかな耳朶を甘噛みする。すると、イ・ガクが幽かに喘ぎ声をあげた。

どうしていいか分からず、彼が自分にして来るのと同じようにしようと思った。
男と女は違うかも知れない。
でも、どうやらイ・ガクは感じてくれているらしい。
そして、その湿った声を聞けば、パク・ハもぞくりとした快感を覚えた。

欲情するというのはこういうことなのかも知れない。


愛したい。
悦ばせたい。
幸福感で満たしたい。


身体があるから
快楽を覚えるから・・・その欲望は止まらない。
男も女も違わないのかも知れない。

「チョハ、愛してる。」

パク・ハはイ・ガクの首筋に唇を這わせる。
手は彼の着ているシャツの裾をたくしあげようとしていた。





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Re: ミ**様へ(3/30 拍手コメント分)

ミ**さま

こんにちは。
そうなんですよね。イ・ガクを思うと切ないです。
私の描くイ・ガクはいつも切なくて・・・
今回のお話で幸福感に包まれてもらえると、とっても嬉しく思います。

ドラマを見返すとイ・ガクを書きたくなって・・・
今はちょうどAbemaTVで観ながら、イ・ガク萌が再燃しているところです。(笑)
テヨンも書かなきゃね~と思いつつも、バレンタインネタでずっと引っ張ってるんもんで・・・
もうしばらくこちらのお話にお付き合いくださいませ、m(__)m
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