「長編(完結)」
夫婦円満の秘訣
夫婦円満の秘訣 11
※けっこう きわどい会話がなされてます。
鍵を掛けちゃおうかと思ったんですが・・・閲覧にご注意願います。
僕はコホンと咳払いを一つした。
「じゃあ、今までで、イヤだったことはあった?無かった?」
「・・・。」
沈黙は肯定だ。この場合、全部『良かった』ってことになる。
「具体的に訊くよ?
君が上に乗るのは?どう?嫌?」
それは嫌がってはいない筈だ。。
分かっているところから確認していけば、言いにくいことも言いやすくなるだろう。
案の定、パッカは首を横に振った。
「僕が舌を使うのは?嫌かい?」
「ううん。」
今度は声も出した。
「君に口でしてもらうのは?」
「大丈夫よ。」
うん、いい感じだ。
「じゃあ・・・シックスナインは?」
「・・・それも、大丈夫。」
「今まで、僕がしてきたこと、大丈夫だってことだね?」
パッカはこくりと頷いた。
「最初は驚くこともあったけど・・・イヤってわけじゃないわ。テヨンさんを愛してるもの・・・」
可愛いことを言って、少し、頬を染める。
「じゃあ、新しいことも受け入れてくれる?」
「・・・余程のことじゃなければいいわ。」
「余程って、例えばどんなこと?」
パッカは少し考えるそぶりをした。
「痛そうなのはイヤよ。」
痛そうな、こと?
「手足を縛り上げられちゃったり・・・」
ハードなのは僕もちょっと・・・
まあ、でも緩く縛って自由を奪うくらいは、かえって悦びそうなんだけど・・・
様子を見ながら試してみてもいいかもな。
「胸の先端を・・・クリップで挟むとか・・・」
・・・パッカ、そんなのどこで知ったんだ・・・
「逆に・・・君が女王様になるのは?」
「イヤ!」
即答だった。
「僕も遠慮したい。」
二人して吹き出したが、人には聞かせられない会話だ。
「・・・テヨンさん、絶対にイヤなことがあるの。」
パッカがおずおずと言った。
「何?」
「その・・・後ろから・・・は絶対にイヤ!」
僕から視線を外しながら、赤くなって、イヤの一言を強調する。
後ろ?
・・・悦んでなかったか?それも、一度や二度じゃないはず・・・
・・・痛そうなのが嫌、と言ったか?
ああ、もしかして・・・
「パッカ、もしかして・・・おし―――」
パッカが慌てたように僕の口を手で覆う。
「言わなくていいから!・・・それだけは絶対にイヤだから!」
僕は、こくこくと頷いた。
パッカは安心したように手を離す。
「でもさ、そんなこと、どこで知ったんだよ?」
「・・・女性誌にだって載ってるわ。」
まあ、十代の小娘じゃあるまいに、それなりには知っているってことかな・・・。
いろいろ試してみたそうなテヨンと、案外いろいろ知ってそうなパッカにポチッと応援よろしく!
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「じゃあ、今までで、イヤだったことはあった?無かった?」
「・・・。」
沈黙は肯定だ。この場合、全部『良かった』ってことになる。
「具体的に訊くよ?
君が上に乗るのは?どう?嫌?」
それは嫌がってはいない筈だ。。
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案の定、パッカは首を横に振った。
「僕が舌を使うのは?嫌かい?」
「ううん。」
今度は声も出した。
「君に口でしてもらうのは?」
「大丈夫よ。」
うん、いい感じだ。
「じゃあ・・・シックスナインは?」
「・・・それも、大丈夫。」
「今まで、僕がしてきたこと、大丈夫だってことだね?」
パッカはこくりと頷いた。
「最初は驚くこともあったけど・・・イヤってわけじゃないわ。テヨンさんを愛してるもの・・・」
可愛いことを言って、少し、頬を染める。
「じゃあ、新しいことも受け入れてくれる?」
「・・・余程のことじゃなければいいわ。」
「余程って、例えばどんなこと?」
パッカは少し考えるそぶりをした。
「痛そうなのはイヤよ。」
痛そうな、こと?
「手足を縛り上げられちゃったり・・・」
ハードなのは僕もちょっと・・・
まあ、でも緩く縛って自由を奪うくらいは、かえって悦びそうなんだけど・・・
様子を見ながら試してみてもいいかもな。
「胸の先端を・・・クリップで挟むとか・・・」
・・・パッカ、そんなのどこで知ったんだ・・・
「逆に・・・君が女王様になるのは?」
「イヤ!」
即答だった。
「僕も遠慮したい。」
二人して吹き出したが、人には聞かせられない会話だ。
「・・・テヨンさん、絶対にイヤなことがあるの。」
パッカがおずおずと言った。
「何?」
「その・・・後ろから・・・は絶対にイヤ!」
僕から視線を外しながら、赤くなって、イヤの一言を強調する。
後ろ?
・・・悦んでなかったか?それも、一度や二度じゃないはず・・・
・・・痛そうなのが嫌、と言ったか?
ああ、もしかして・・・
「パッカ、もしかして・・・おし―――」
パッカが慌てたように僕の口を手で覆う。
「言わなくていいから!・・・それだけは絶対にイヤだから!」
僕は、こくこくと頷いた。
パッカは安心したように手を離す。
「でもさ、そんなこと、どこで知ったんだよ?」
「・・・女性誌にだって載ってるわ。」
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