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「短話シリーズ」
ミニドラマ

囁き

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ミニドラマ(広島) キッチン 頭ポンポン 袖クルッ 編


___________


朝、鳥のさえずりと、鼻をくすぐる美味しそうな匂いで目が覚めた。

うーんと伸びをして、寝ぼけ眼で辺りを見廻す。
僕は思わず首を捻った。

見慣れてはいるんだけれど・・・
いつも見ている部屋の様子と違う。
僕の部屋じゃない。

でも、この部屋はよく知っている。


ああ
彼女の部屋だった。


初めて、彼女の部屋に泊まった翌朝の目覚め。

少し照れくさい。


彼女の姿はなく、匂いに誘われるように部屋を出た。




小さなリビングダイニングに美味しそうな匂いが立ち込めていた。

カウンター越しのキッチンスペースで、彼女は、フライパンで何やら炒めているらしい。
ジャッジャッと、小気味好い音がしていた。


僕はそーっと彼女の後ろに廻り込んだ。

「おはよう。」

そう言いながら、彼女の形の良い頭をポンポンとリズムを付けるように軽く弾いた。

「なに作ってるの?
・・・あ、オムライス?」

僕の嬉しそうな声が、聞こえていないはずはないのに、彼女は素知らぬ風で手を動かし続けている。


ああ、そのままじゃ袖口が汚れちゃうよ。


僕は腕を伸ばして、後ろから彼女に覆いかぶさるようにしながら袖口をクルクルッと捲ってあげた。


ああ
なんて、好い朝だろう。


彼女の顎の下から手を廻す。
柔らかな身体を包み込むように、そっと抱く。

「あぁ・・・幸せ。」

溜息混じりの、小さな僕の囁き。

きっと、彼女の耳にも届いているはずだ。


だって

僕がその気になれば、今すぐ、彼女の甘い声を引き出すことは簡単なことだ。
そう確信できるくらいには、その柔らかな耳朶が僕の唇のすぐ傍に在るのだから。



___________




そして、やっぱり書きながら身悶える。(〃ノωノ)

ユチョンは、きちんと演技に入り込んでました。
でも、ファンを気遣っているのか、そこまで密着はしてないようでしたが・・・

もう記憶もあいまいなので、妄想で補いつつ、自分の願望も乗せつつ書いてます。

でも、優しい表情で「幸せ」と囁いていたのは聞き逃してませんから!

後ろから袖を捲り上げてもらうとか・・・バックハグ状態からのぉ
「しあわせ」の4文字ですよ?

萌える!\(//∇//)\


一旦UPしてからなんとなく思い出したこと。
頭ポンポンの後、「しあわせ♡」と囁いてからの、袖クルッだったかもしれません。

書き直そうかと思いましたが・・・ラストが気に入ってるんで、このままで。(お許しを~)





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